文教大学

埼玉県にある文教大学で行われた「父母と教職員の会 – 埼玉支部40周年記念行事」に参加してきました。パネルディスカッション形式で行われたシンポジウムのテーマは、「スポーツは人生の先行体験」、「人生をアクティブにすること」、「スポーツが心を豊かにすること」について。

僕の競技生活を振り返ってみると、結果的な手段というより、スポーツをとにかく夢中になってやっていました。ルールに縛られた世界でも最大限に自分を表現する努力をし、自由な発想から新しい事を生み出していく、この楽しさというのがスポーツの醍醐味だと感じます。

“縛られる事を求める楽しさ”という言い方は変かもしれませんが、その限定された世界の中でも“新しい可能性を探る”というおもしろさはあると思います。

文教大学

今回ご一緒した柔道の中村美里さんは、銅メダルを獲得した北京オリンピック後の2009年、左ひざに大ケガを負いました。その後、長期の治療やリハビリに苦しみながらも下を向くことはなく、“ケガとどう付き合って柔道をしていくか”を考え、2016年リオデジャネイロオリンピックまで自分の気持ちも技術も高めてきたそうです。

誰もが未知との遭遇には恐怖があります。ですが、自己鍛錬していく中では、それを乗り越えることに楽しさがあり、心も豊かにしてくれると僕は思います。

文教大学には教員になる学生さんが多いそうで、将来たくさんの子供たちにいろいろなことを教える立場になる学生さんやその親御さんと一緒に、“スポーツの力とはなにか”を考えられこと、僕にとっても実りある機会でした。