オリンピック・パラリンピック教育推進校における事業でご縁があり、1月13日(土)にあきる野市増戸小学校、1月16日(水)に大田区池上第二小学校に行ってきました。

昨年も関連教育事業に関わらせてもらいましたが、こういう機会に関わることができて嬉しく思います。スポーツを通して学んできたことを伝えるために、毎回どういうフレーズを使っていいか考えながら取り組んでます。

最近の私の好きな言葉に「グッドルーザー」という言葉があります。意味は、「負け方が潔い人」のことです。フェンシングの試合で負ければ当然悔しい気持ちがありますが、それであっても勝った相手を称えます。試合終了後に対戦相手と必ず握手し、試合での健闘を称える。トップ選手でもこういったことは当たり前で、その姿は他者の尊敬も集め、見ている人の共感を呼びます。

また、自分が勝った時には、ライバルチームの選手でさえも手放しで祝福してくます。様々な国の選手と切磋琢磨しながら成長できるところが、スポーツの良さであると感じています。

競技の世界は、常に勝者が1人であり、その他のほとんどの人が負けを経験します。その「負けの経験をどう生かしていくか」が大事であり、負けた場合でも闘った相手をリスペクトする。それが自分自身に対して刺激になり、能力を高められると思ってます。

また、私はメンバーに入れないときにもベンチからチームを盛り上げてくれた先輩から多くを学び、スポーツによって、人間形成が作られていったことを感じてます。

オリンピック・パラリンピック教育推進校への訪問は今月、来月とも、他に何校か担当させて頂きますが、引き続き自分自身も学んでいきながら活動していきたいと思います。

あきる野市増戸小学校あきる野市増戸小学校

大田区池上第二小学校大田区池上第二小学校