5月17日に静岡県熱海市にある桃山小学校にお邪魔してきました。
今回伺ったのは、小学生へのキャリア教育の一環で、僕がフェンシングの競技人生で学んだことを紹介するためです。
はっきりとした目標を言える児童は少ないのではないかと感じていましたが、スポーツ選手、医者、弁護士など、みんな将来の夢を目を輝かせながら語っていたのがとても印象的でした。
講演後の質疑応答の時間では、「なぜ、リオオリンピック後に引退したのか?」や「フェンシングの駆け引き」などの鋭い質問を受けて、これまで触れることがなかったフェンシングに興味を持ってくれた子供たちがいて、とても嬉しかったです。
なによりも驚いたのは、クラス全員の子が手を挙げてくれたことです。毎年トップアスリートによる特別授業を行っている桃山小学校だから生まれる、“より多くのものを吸収したい”という意識の高さと感じました。
実際に体を動かす授業では、子供たちでも楽しんでもらえるようにボールを使ったフェンシングの動きやゲームなどを行いました。みんな、動きやルールの飲み込みが早くここでも意識レベルの高さに驚かされました。
子供たちがお互いに競い合うことで相乗効果が生まれている学校であると感じました。桃山小学校のみなさんありがとうございました。