早いもので2020年も最後の日を迎えました。
2020年は本当に激動の一年でした。

新型コロナウイルスに罹患された方々にお見舞い申し上げるとともに、医療現場をはじめ、私たちのために最前線で日々戦ってくださっている全ての皆様に心から感謝の気持ちを伝えたいと思います。

どれだけの人々が、新型コロナウイルスによって直接的にも間接的にも大きな影響を受けたのか。
きっと私の想像には及ばない程、多くの人々が様々な場面で苦しい、悲しい、悔しい思いをされたのではないかと思います。

正直なところ、東京オリンピック・パラリンピックが延期になったことも、個人的にはとても衝撃でした。
オリンピックまでの道を経験してきた者として、現役アスリートの気持ちを思うととても安易な言葉では表現できません。

私自身もこの一年、コロナ禍で残念ながら実現できなかったこと、諦めざるを得なかったことがたくさんありました。
そんな中でも、講演やオンラインイベント等を通して新しい出会いの機会をいただくこともできました。感謝しかありません。

オリパラ教育事業

オンラインエール授業

4月から慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科後期博士課程に入学し、次の目標に向けて一歩を踏み出した年でもありました。
研究という側面から競技現場のニーズに合致した課題を解決することで、フェンシングをはじめとしたスポーツ界を更に発展させていきたいと思っています。
自分自身の今までの「経験」を「形」として、次の世代に残せるように。
まだまだ挑戦は始まったばかりですが、一歩一歩進んで行きたいと思います。

今年は試練の一年だったかもしれません。
ですが、このとても苦しかった2020年でも、学んだことやこういう状況だからこそできた経験も本当にたくさんありました。
2021年は今年の経験を決して忘れることなく、頑張って行きましょう!

2021年が皆さんにとって健康で実り多き一年となりますように。

景色